专利摘要:
本発明は、時間指示情報T及び第2ROMマークM2を担持する光記録担体10にアクセスする駆動装置20に関するもので、該駆動装置は、上記記録担体10にアクセスして該記録担体10からデータを読み取り及び/又は該記録担体10にデータを書き込むアクセスユニット21、25と、時間指示情報Tの存在をチェックし、時間指示情報Tが存在したなら、該時間指示情報Tが所定の基準時間より前に位置する時間を示すかをチェックする時間情報検出器D3と、時間指示情報Tが上記所定の基準時間以降に位置する時間を示す場合に、第2ROMマークM2の存在をチェックする第2ROMマーク検出器D2と、時間指示情報Tが上記所定の基準時間以降に位置する時間を示すが、第2ROMマークM2が上記記録担体上に存在しない場合に、アクセスユニット21、25をデータの読み取り及び/又は書き込みが禁止されるように制御する制御ユニット23、24とを有する。
公开号:JP2011507143A
申请号:JP2010539003
申请日:2008-12-16
公开日:2011-03-03
发明作者:ヨハン;シー タルストラ;ルーク;エム;エイチ ファッセン
申请人:コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ;
IPC主号:G11B7-004
专利说明:

[0001] 本発明は、時間指示情報及び第2ROMマークを担持する光記録担体にアクセスするための駆動装置に関する。本発明は、更に、対応する駆動方法、記録担体、記録担体を製造する製造装置、及び対応する製造方法にも関する。]
背景技術

[0002] 光記録担体上に記憶されたコンテンツ情報の依然として広がる著作権侵害により、コピー保護(防止)対策に対する大きな要望が存在する。種々の方法がなされており、これら方法の一つは、当該光記録担体(以下では、"ディスク"とも呼ぶ)上に追加のフィーチャ(特徴的形態)、即ち所謂"ROMマーク"を設けることであり、該ROMマークは、CD-RWドライブ等の消費者用装置によりコピーがなされた場合に、該コピーには渡されない。]
[0003] 従来技術において、特にはCD、DVD及びBD等の光ディスクに関連して知られているROMマークの幾つかの例は、トラックの半径方向(ラジアル)位置、幅又は高さ、トラックに沿って存在するデータの密度、訂正可能なエラーの特別なパターンの変化であり、この場合において、斯様なROMマークは、例えばヨーロッパ特許第0930614B1号に記載されているように、サイドチャンネル又は隠れチャンネルとしても知られている。従来知られているROMマークの他の例は、ホログラム、型打ち形成されたパターン、及びBCAでのバーコードである。]
[0004] このようなROMマークの使用により、オリジナルのディスクはコピーから容易に区別することができ、コンテンツ情報へのアクセスは、単に、ROMマークが検出されると、又は例えば解読キー等の当該コンテンツ情報へのアクセスを許可するのに必須であるような上記ROMマークからの何らかの種類の情報を抽出すると、許可することができる。]
[0005] 国際特許出願公開第WO2007/063432A2号には、コピー防止用の方法が提案されており、該方法によれば、ディスクに対して単一のROMマークの代わりに多数のROMマークが付与される。更に、装置(駆動装置)は複数の群に分割され、各群は当該群から1つのマークのみを検出する能力を有する。このようにして、装置から秘密が得られたら、該ディスクは複製することができるが、限られた数の装置しか、このディスクを使用することができない。如何なる装置においても再生することができるようなディスクを作製するには、各群からの1つの装置のハッキングを要する。]
発明が解決しようとする課題

[0006] 本発明の目的は、余り複雑でない手段を用いて、特には各ディスクに記憶されねばならない多数のROMマークを導入する必要性なしに、コピー防止を可能にするような駆動装置及び対応する駆動方法を提供することである。本発明の他の目的は、このような駆動装置において使用する記録担体、並びに斯様な記録担体を製造する製造装置及び方法を提供することである。]
課題を解決するための手段

[0007] 本発明の第1態様においては、時間指示情報及び第2ROMマークを担持する光記録担体にアクセスするための駆動装置であって、
− 上記記録担体にアクセスして、該記録担体からデータを読み取り及び/又は該記録担体にデータを書き込むアクセスユニットと、
− 前記時間指示情報の存在をチェックすると共に、時間指示情報が存在する場合は、該時間指示情報が所定の基準時間より前に位置する時間を示すかをチェックする時間情報検出器と、
− 前記時間指示情報が前記所定の基準時間以降に位置する時間を示す場合に、前記第2ROMマークの存在をチェックする第2ROMマーク検出器と、
− 前記時間指示情報が前記所定の基準時間以降に位置する時間を示すが、前記第2ROMマークが前記記録担体上に存在しない場合に、前記アクセスユニットを前記データの読み取り及び/又は書き込みが禁止されるように制御する制御ユニットと、
を有する駆動装置が提供される。]
[0008] 本発明の第2態様においては、所定の基準時間より前に位置する時間を示すかをチェックために駆動装置により使用される時間指示情報を担持すると共に、第2ROMマークを担持する記録担体であって、上記時間指示情報及び第2ROMマークが駆動装置により当該記録担体に対するアクセスを許可するか否かを決定するために使用する目的で設けられるような記録担体が提供される。]
[0009] 本発明の第3態様においては、記録担体を製造する製造装置であって、
− 前記記録担体上の時間指示情報の存在をチェックすると共に、時間指示情報が存在する場合は、該時間指示情報が所定の基準時間より前に位置する時間を示すかをチェックするために駆動装置20により使用する目的で前記記録担体上に該時間指示情報を挿入する時間情報挿入器と、
− 前記時間指示情報が前記所定の基準時間以降に位置する時間を示す場合に、第2ROMマークの存在をチェックするために前記駆動装置により使用する目的で該第2ROMマークを挿入する第2ROMマーク挿入器と、
を有する製造装置が提供される。]
[0010] 本発明の更なる実施例では、更なる独立請求項に記載されたような駆動方法及び製造方法が各々提供される。本発明の好ましい実施例は、従属請求項に記載されている。駆動装置及び記録担体を各々参照する従属請求項に記載された好ましい実施例は、駆動方法、製造装置及び製造方法の実施例と等価に理解されるべきであることに注意されたい。]
[0011] ROMマークが部分的に又は完全にハッキングされた場合、該ROMマークは例えば第2ROMマーク等の他の異なる安全なシステムにより置換することができ、該他の異なる安全なシステムは、システムの観点からは、前のROMマークとは完全に独立したものであり得る。しかしながら、この場合、各駆動装置の組み込まれている基本部分は、新しいタイプのディスク(第2ROMマークを担持している)を再生することができず、第1(古い)ROMマークを有している全ての以前に販売されたディスクは、新しいタイプの駆動装置では再生されないであろう。]
[0012] 斯様な認識に基づき、本発明の思想は、新しいディスク上に第2ROMマークを導入すると共に、当該ディスクが該第2ROMマークの存在についてテストされる前に上記第1ROMマークの特定の部分をチェックするというものである。かくしてチェックされる第1ROMマークの該特定の部分は、所定の基準時間対してもチェックされる特定の時間を示すような時間指示情報を含み、該所定の基準時間は、例えば、目下アクセスされるべき本ディスクを製造するために使用されたマスタディスクの製造日である。]
[0013] 言い換えると、本発明による駆動装置は、"古い"ディスクと"新しい"ディスクとを区別することができる。"古い"ディスクは、第1ROMマークのみを有する一方、時間指示情報を全く有さないか、又は当該ディスクが"古い"ディスクであるか若しくは"新しい"ディスクであるかをチェックするために使用される上記所定の基準時間より前に位置する時間を示すような時間指示情報を有する。"新しい"ディスクは、時間指示情報(上記所定の基準時間以降に位置する時間を示す)及び第2ROMマークの両方を担持する。チェックされたディスクが、上記所定の基準時間以降に位置するような時間を示す時間指示情報を担持するが、第2ROMマークは担持しないことが分かった場合、このディスクはアクセスされるべきでないと判断される。何故なら、該ディスクはオリジナルではなく、コピーディスク又はハッキングされたディスクであるからである。]
[0014] 本発明の使用により、通常は、読み取りアクセスの形のアクセスが制御される。しかしながら、書き込みアクセスも同様に制御することができる。]
[0015] 好ましくは、当該光記録担体は更に第1ROMマークも担持する。この構成は、第1ROMマーク検出器は有するが第2ROMマーク検出器は有さない"古い"駆動装置が、"古い"ディスク及び"新しい"ディスクの両方にアクセスすることができることを可能にする。何故なら、このような"古い"駆動装置は単に第1ROMマークの存在をチェックするのみであるからである。第1ROMマークが存在したら、アクセスが許可され、さもなければ、許可されない。これらの"古い"駆動装置によっては、通常、第2ROMマーク及び如何なる時間指示情報も無視される。]
[0016] 当該駆動装置が前記第1ROMマークの存在をチェックするための第1ROMマーク検出器を有することが、更に好ましい。このようにして、第1ROMマークは担持するが、第2ROMマーク(及び時間指示情報)は担持しない"古い"ディスクも、従来のチェック機構によりチェックすることができ、これは安全性を増加させる。]
[0017] 他の実施例によれば、前記時間指示情報は前記第1ROMマークに含まれ、前記時間情報検出器は該第1ROMマークにおける時間指示情報の存在をチェックするように構成される。この実施例も一層高い安全性を提供する。]
[0018] 上記時間指示情報を第1ROMマークに含めるというより、偽造を防止するために、上記時間指示情報が同マークの何らかのデジタル署名に含まれるか、又は当該コンテンツの一部と一緒にハッシュ処理される。]
[0019] 好ましい実施例においては、前記制御ユニットが前記アクセスユニットを、前記時間指示情報が存在しないか、又は前記時間指示情報が前記所定の基準時間より前に位置する時間を示すか、又は前記第2ROMマークが前記記録担体上に存在する場合に、データの読み取り/書き込みが許可されるように、制御するよう構成されることが提案される。制御ルールが、特定の条件が満たされたらアクセスが拒絶されるようなものであるか、又は特定の(他の)条件が満たされたらアクセスが許可されるようなものであるかは、通常、該制御ルールをどの様に設計するかの問題である。]
[0020] 好ましくは、上記時間指示情報は、特定の時点を直接的に又は間接的に特定する。直接的な特定は、例えば、当該記録担体を製造した日付又は、他の例として、当該記録担体を製造するために使用されたマスタを製造した日付を特定する。]
[0021] 特定の時点が上記時間指示情報により間接的に特定される種々の実施例が、他の従属請求項に記載されている。例えば、該間接的情報は、所定の時点を決定するのを可能にする固有の情報とすることができる。これは、当該駆動装置に固有の情報を記憶し、検出された固有の情報を、該駆動装置に(例えば固有情報記憶部に)記憶された上記固有の情報と突き合わせることにより得ることができる。]
[0022] このような固有の情報は、固有のランダム数とすることもでき、その場合、当該駆動装置は以前に使用された固有のランダム数を記憶し、次いで、これら固有のランダム数は、検出された固有のランダム数と突き合わせるために使用される。当該駆動装置により第1ROMマークで検出された固有のランダム数(又は、広く、固有の情報)が、該駆動装置に(例えば、前記固有情報記憶部に)記憶されていない場合、これは該駆動装置に、当該時間指示情報により間接的に示された時間は前記所定の基準時間よりも後に位置し、従って記録担体にアクセスする許可を得るためには該記録担体上には第2ROMマークが存在しなければならないという情報を伝える。]
[0023] 例えば以前に使用されたランダム数等の、以前に使用された固有の情報を当該装置の記憶部に記憶するというより、斯かる情報が、装置により読み出されるために、全ての新しい記録担体上に記憶され、該装置が該情報を実行されるべきチェックのために使用することができるようにすることも可能である。更に、これは上記記憶部を更新するために使用することもできる。]
[0024] 好ましい実施例によれば、前記時間情報検出器が、当該記録担体に記憶された証明書、特にはコンテンツ証明書、コンテンツ取消リスト又はBD−Jルート証明書等のブルーレイディスク証明書における時間指示情報の存在をチェックするように構成されることが提案される。この構成は、ハッキングに対する当該時間指示情報の保護に関して付加的な安全性を提供する。好ましくは、他の目的で(例えば、再生のためにコンテンツを許可し又はコンテンツを解読するために)証明書に既に付与されている特定の情報を、時間指示情報として働く(少なくとも間接的に)ように使用することができ、これにより、ハッカが該時間指示情報を操作することができないようにする(さもなければ、該ハッカは当該証明書に含まれる、対応する情報の元々の機能を不能化させてしまうからである)。]
[0025] 当該記録担体の他の実施例においては、固有の情報が、本記録担体の又は本記録担体を製造するために使用されたマスタの製造より前に製造された他の記録担体上の時間指示情報として使用されることが提案される。かくして、これらの固有の情報は、必ずしも駆動装置自体に記憶される必要はなく、記録担体自体により分配することができる。例えば、この様にして、駆動装置は、これらの固有の情報の最新版により更新することもできる。]
[0026] 他の実施例においては、記録担体がコンテンツ材料を暗号化された形態で記憶することが提案され、この場合、該コンテンツ材料は、上記記録担体上に存在する時間指示情報が該コンテンツ材料を解読するために使用されねばならないように暗号化される。かくして、ハッカが本発明により設けられた保護を回避すべく上記時間指示情報を変更した場合、駆動装置は適切に解読を行うことがなく、従って付加的レベルの安全性を提供する。]
[0027] 本発明の上記及び他のフィーチャは、図面を参照して説明される。]
図面の簡単な説明

[0028] 図1は、本発明による駆動装置の第1実施例の概略ブロック図を示す。
図2は、本発明による駆動方法の第1実施例のフローチャートを示す。
図3は、本発明による製造装置の第1実施例の概略ブロック図を示す。
図4は、本発明による駆動装置の第2実施例の概略ブロック図を示す。
図5は、本発明による駆動装置の第3実施例の概略ブロック図を示す。
図6は、本発明による製造装置の第2実施例の概略ブロック図を示す。
図7は、本発明による駆動装置の第4実施例の概略ブロック図を示す。
図8は、本発明による駆動装置の第5実施例の概略ブロック図を示す。
図9は、本発明による製造装置の第3実施例の概略ブロック図を示す。] 図1 図2 図3 図4 図5 図6 図7 図8 図9
実施例

[0029] 本発明による駆動装置の第1実施例の概略ブロック図が、図1に示されている。該駆動装置20によりアクセスされるべき記録担体10は、コンテンツ情報C、第1ROMマークM1、第2ROMマークM2及び時間指示情報Tを有し、上記時間指示情報Tは、例えば記録担体10自体の製造日又は該記録担体10を製造するために使用されたマスタの製造日等の特定の時点を直接示す。記録担体10はCD、DVD又はBDとすることができ、コンテンツ情報Cは、例えば、オーディオ、ビデオ又はソフトウェアデータとすることができる。第1及び第2ROMマークM1及びM2の両方、並びに好ましくは時間指示情報Tは、当該トラックの半径方向(ラジアル)位置、幅又は高さの変化等の物理的な特徴的形態のような、該記録担体10上に存在する追加の特徴的形態であり、斯かる追加の特徴的形態は、一般的には、通常の消費者用装置ではコピーすることができず、従って、通常はオリジナルとコピーとの間を区別することを可能にする。通常、上記時間指示情報Tも、デジタル署名又はハッシュコード(該ハッシュコードを発生するために前記コンテンツ情報及び/又は第1若しくは第2ROMマークM1、M2の一部を使用する)を使用することによる等の、他の手段により不法な変更から保護することができる。] 図1
[0030] 駆動装置20は、CDプレーヤ、DVDプレーヤ若しくはBDプレーヤ等の消費者用装置であり得るか、又はコンピュータ若しくは他のホスト装置との関連で使用されるPCドライブであり得る。駆動装置20は、記録担体10からコンテンツCを読み取るために使用される読取ユニット21、及び該駆動装置からコンテンツCを出力するための出力ユニット22を含んでいる。読取ユニット21及び出力ユニット22は、一種の制御されたスイッチング手段23により接続されており、従って、そのデータの接続は、読み取られたコンテンツ情報Cの当該駆動装置からの出力を許可又は禁止するために、制御ユニット24の制御の下で開き又は閉じることができる。制御ユニット24は、斯かるスイッチング手段23を、第1ROMマーク検出器D1、第2ROMマーク検出器D2及び時間情報検出器D3により供給される情報に基づいて制御する。]
[0031] 第1ROMマーク検出器D1は、第1ROMマークM1の存在をチェックするために設けられている。この第1のチェックは、図2に図示したフローチャートに、ステップS0でなされるチェックC0として示されている。この第1チェックC0が肯定的結果を示す場合、即ち第1ROMマークM1が記録担体10上に存在する場合、次のチェックC1が実行され、それ以外の場合には、本実施例によれば当該記録担体は弄られているか又はコピーであると判定され、読み取られたコンテンツCの出力はスイッチング手段23のスイッチを開くことにより禁止される(図2におけるステップS5)。] 図2
[0032] ステップS1における次のチェックC1では、時間情報検出器D3が記録担体10上の時間指示情報Tの存在をチェックする。このチェックC1が肯定的結果を示す場合、即ち時間指示情報Tが記録担体10上に存在する場合、ステップS2に示される第3のチェックC2が実行され、該第3のチェックでは、時間情報検出器D3により上記時間指示情報Tが所定の基準時間より前に位置する時間を示すか否かがチェックされるが、該基準時間は、例えば、それ以降に第2ROMマークM2が新しい記録担体上で使用された時間を示す。]
[0033] 上記チェックC2が肯定的結果を示す場合、本記録担体は第2ROMマークM2を担持していない"古い"記録担体であると判定され、コンテンツCは出力されるのを許可され(ステップS3)、従って、制御ユニット24はスイッチング手段23を、読取ユニット21と出力ユニット22との間のスイッチを閉じるように制御する。]
[0034] ステップS2における上記チェックC2が否定的結果を示す場合、即ち時間指示情報Tが前記所定の基準時間以降に位置する時間を示すことが分かった場合、当該記録担体は"新しい"記録担体でなければならず、第2ROMマーク検出器D2が、チェックC3(図2のステップS4)において、記録担体10上に第2ROMマークM2が存在するかをチェックする。これが当てはまる場合、記録担体10は汚されていない及び/又はコピーではないと判定され、従って、この場合も、読み取られたコンテンツCが出力されることが許可される(ステップS3)。しかしながら、チェックC3において第2ROMマークM2が見つけられなかった場合、スイッチング手段23のスイッチを開くことにより(図2のステップS4)、読み取られたコンテンツCの出力が禁止される。何故なら、記録担体10は新しい記録担体であり、第2ROMマークM2を担持すべきであるが担持していないと見なされ、これは、該記録担体10が汚されている又はコピーであることの現れと解釈されるからである。] 図2
[0035] ステップS1におけるチェックC1が、記録担体10上に時間指示情報Tが存在しないことを示す場合、該記録担体10へのアクセスが許可され、コンテンツCは出力されることを許可される(ステップS3)ことに注意すべきである。]
[0036] 図3は、本発明によるマスタの製造を概念的に図示している。第1製造ユニット30は、前記第1及び第2ROMマークM1及びM2を発生すると共に、これらROMマークを未加工マスタ1に挿入して、これら第1及び第2ROMマークM1及びM2を有するマスタ2を得るための第1ROMマーク挿入器R1及び第2ROMマーク挿入器R2を有している。更に、前記時間指示情報Tを発生して上記未加工マスタ1上に挿入するために、時間情報挿入器R3が設けられている。該時間情報挿入器R3には、確実なクロック及び/又は何らかの他の時間コード指定ユニット31から時間指示情報Tが供給される。好ましくは、上記時間指示情報Tは、マスタ2が作製され、第1及び第2ROMマークM1及びM2並びに当該時間指示情報Tが設けられた日を示す。] 図3
[0037] 次いで、上記マスタ2は第2製造ユニット40により使用され、該第2製造ユニットによりコンテンツ情報Cがマスタ2上に配置され、結果として、コンテンツ情報C、第1及び第2ROMマークM1及びM2並びに時間指示情報Tを担持するマスタ3が得られる。かくして、マスタ3は、消費者により使用される多数の記録担体を複製するために使用することができる。マスタの使用により記録担体を複製する該方法は、従来から広く知られており、ここでは詳細には説明しない。但し、上記コンテンツ情報C以外に、上記第1及び第2ROMマークM1及びM2並びに時間指示情報Tも、勿論、これらの全ての記録担体に複製されること、即ち、同一のマスタの使用により製造される全ての記録担体は、同一の第1及び第2ROMマーク並びに同一の時間指示情報Tを担持することに注意されたい。]
[0038] 更に、マスタ上にROMマーク、時間指示情報及びコンテンツ情報を順に発生させる上記手順は一実施例にすぎないことに注意されたい。他の実施例によれば、上記順序が異なり得るか、又はROMマーク、時間指示情報T及び/又はコンテンツ情報が並列に発生され得る。]
[0039] しかしながら、記録担体10がマスタ3の使用により製造されていることは必ずしも必要とされず、記録担体10は特定の製造設備により直接的に作製された固有の記録担体でもあり得る。この場合、時間指示情報Tは、当該記録担体10自体が製造された時点を(直接的に又は間接的に)特定することが好ましい。]
[0040] 図4は、本発明による駆動装置の第2実施例のブロック図を概略図示する。この実施例の駆動装置20は、図1に示した駆動装置20に概して非常に類似している。しかしながら、該駆動装置20は、図1に示した構成要素に加えて、記録担体10に記憶されたコンテンツCに対する読取アクセスを制御するのみならず、記録担体10にコンテンツを書き込むための書込アクセスを制御するようにもなっている。特に、該駆動装置20は、スイッチング手段23により接続された書込ユニット25及び入力ユニット26を更に有している。この場合、制御ユニット24は、入力ユニット26と書込ユニット25との間の接続部におけるスイッチを、第1及び第2ROMマーク検出器D1及びD2並びに時間情報検出器D3から供給される情報に基づいて制御することもできる。通常、入力ユニット26と書込ユニット25との間の接続部における上記スイッチの制御は、読取ユニット21と出力ユニット22との間の接続部におけるスイッチを制御するために使用されるものと同一の制御ルールを適用する。しかしながら、異なる制御ルールを適用することも可能である。] 図1 図4
[0041] 図5は、本発明による駆動装置20の第3実施例を概念的に示している。該駆動装置20も、図1に示した駆動装置20に非常に類似している。しかしながら、この場合は、時間指示情報Tが所定の基準時間より前に位置する時間を示すかをチェックするために時間情報検出器D3により使用される固有の情報を記憶する目的で、追加の記憶ユニット27が設けられている。] 図1 図5
[0042] 特に、駆動装置20の該実施例は、時間指示情報Tが特定の時点を間接的に特定するという事実を考慮している。このような間接的な指示の一実施例は、時間情報挿入器R3(図3の第1製造ユニット30参照)により発生されるランダム数の使用に基づくものである。当該ディスクの製造の間において、マスタ又は最終的な記録担体を製造した特定の日付というより、ランダム数が発生され、時間指示情報Tとして該記録担体上に記憶される。前記時間情報挿入器の使用の下での、全ての使用された固有のランダム数のリスト及び対応するデータが、記録担体のマスタ(又は該記録担体自体)が特定の時点より前に作製されたかをテストするためのモデルを与える。] 図3
[0043] 例えば、上記時間情報挿入器が各マスタに対して固有のランダム数を発生する場合、各駆動装置20は記憶ユニット27に全ての使用されたランダム数を(例えばテーブルとして)記憶し、時間情報検出器D3が、記録担体10上で見つかるランダム数に基づいて、該記録担体10のマスタ(又は該記録担体10自体)が前記特定の時点より前に作製されたかを検証するのを可能にする。特に、記録担体10で見つかったランダム数が、記憶ユニット27に記憶されていた場合、該記憶ユニット27が、第2ROMマークを有さない記録担体に対して使用された(即ち、第2ROMマークの使用が導入されるまで使用された)ランダム数のみを記憶しているとすれば、該記録担体10は第2ROMマークM2を有さない"古い"記録担体であると結論することができる。]
[0044] ランダム数というよりは、記録担体の製造の間に連続する連番が記録担体上に記憶される場合(即ち、新たな各マスタが、同じマスタにより製造される全ての記録担体上に現れる新しい連番を得るような場合)における連番のような他の固有の情報を使用することも勿論可能である。一般的に、時間関係を決定し、図2に関連して前述したようなチェックC1を行うステップを実行することを間接的に可能にするような全ての種類の情報を使用することができる。] 図2
[0045] 他の例として、記憶ユニット27における前記ランダム数又は他の固有な情報は、国際特許出願公開第WO2001/086650号に説明されているように圧縮された形で一層効率的に記憶することもできる。]
[0046] 本発明による第1製造ユニット30の第2実施例が、図6に示されている。ここでは、時間情報挿入器R3に、固有情報発生器32から固有な情報が供給される。この固有な情報は、図5を参照して前述した駆動装置により後に使用するために、マスタ1に挿入されるが、該固有な情報は間接的な時間指示情報Tとして作用する。] 図5 図6
[0047] 本発明の他の実施例によれば、時間指示情報Tは、この単一の目的で使用されるのみならず、1以上の他の目的のためにも働く。例えば、一実施例において、該時間指示情報Tは、更に、当該記録担体10に記憶されたコンテンツ情報C又はコンテンツキーを解読するためにも作用する。即ち、製造ユニット40により記録担体3上に記録される(図3参照)前に、同一の情報が、当該コンテンツ又はコンテンツキーを暗号化するために製造工程の間に使用される。このようにして、この情報をハッカが変化させたとしたら、当該コンテンツを正しく解読することは、最早、できないであろう。] 図3
[0048] 特定の構成において、上記時間指示情報は前記第1ROMマークに、特には該第1ROMマークのペイロードに含まれる。この実施例においては、該ROMマークのペイロード内の時間指示情報(例えば、日付)に対して、AACSにより提案されているように(例えば、http://www.aacsla.com/specifications/AACS_Spec_Prerecorded_0.92.pdfにおける2.4節に記載されているように)コンテンツを解読するために、その値が使用されるという事実により、幾らかの自然な保護が存在する。ハッカが上記日付を変えると、プレーヤは適切に解読することがない。]
[0049] 他の一層安全な実施例によれば、コンテンツを伴う証明書を、時間指示情報Tを保護するために使用することができる。例えば、全ての映画は、AACSにより指定された記述であるコンテンツ証明書を有さねばならず、該証明書は当該コンテンツがBD−ROM、及びHD−DVD ROM並びに他の媒体から再生されることを認可する。この証明書は、例えば"最小CRLバージョン"(単調に増加する数である)等の時間を示す何らかの保護された情報を既に含んでいる。他の例として、第2ROMマークに関する前記所定の基準とされる導入日付が過ぎたことを示すために、上記コンテンツ証明書に余分なフィールドを導入することができる。更に、例えばBD証明書(例えば、AACSコンテンツ証明書により暗黙的に保護されているBD−Jルート証明書)等の他の証明書におけるフィールドを使用することもできる。]
[0050] 図7は、本発明による駆動装置の第4実施例の概略ブロック図を示す。この実施例によれば、時間指示情報Tは、記録担体10の第1ROMマークM1に含まれる。更に、図1に示した第1実施例と比較して、該駆動装置20は、第1ROMマーク検出器D1は含まず、第2ROMマーク検出器D2及び時間情報検出器D3のみを含む。このことは、本発明によれば第1ROMマークM1の存在はチェックされない、即ち、図2のフローチャートに示されたステップS0のチェックC0は省略されることを意味する。しかしながら、図1及び2に示された駆動装置及びフローチャートの残りの部分は同一であり、従って、ここでは更に詳細には説明しない。] 図1 図2 図7
[0051] この実施例は、当該駆動装置が一層少ないチェックしか行う必要がなく、従って1つの検出器を節約することができるという利点を有している。しかしながら、一方では、第1ROMマーク検出器が当該ドライブに存在することもあり得る。]
[0052] 対応する製造装置は、図3に概念的に図示した製造装置と非常に類似している。しかしながら、この場合、時間情報挿入器R3は、時間指示情報Tを第1ROMマークM1に挿入するために設けられる。該製造装置の変形実施例では、第1ROMマーク挿入器R1は、時間情報挿入器R3の機能を引き継ぐように構成することができ、従って、第1ROMマークM1に時間指示情報Tを直接挿入することを可能にされる。] 図3
[0053] 本発明による駆動装置の第5実施例の概略ブロック図が、図8に示されている。この実施例によれば、記録担体10上に第1ROMマークM1は全く設けられず、時間指示情報Tは該記録担体10上に別個に設けられる。図7に示した実施例と同様に、ドライブ20は、ここでも第1ROMマーク検出器D1は含まず、時間情報検出器D3によりチェックされた時間指示情報Tが第2ROMマークM2が存在すべきであることを示す場合に、第2ROMマーク検出器D2により第2ROMマークM2の存在をチェックするのみである。それにも拘わらず、もし当該記録担体10が第1ROMマークM1を更に含む場合、該マークは単に無視され、当該ドライブ20によってはチェックされない。] 図7 図8
[0054] 対応する製造装置の一実施例が、図9に概念的に示されている。図3に示された製造装置の実施例とは異なり、第1製造ユニット30は第1ROMマーク挿入器R1は含んではいない。何故なら、第1ROMマークM1はマスタ2に含まれるべきでないからである。かくして、マスタ2により特定の基準時より後に製造される"新しい"記録担体上には、時間指示情報T及び第2ROMマークM2のみが存在し、第1ROMマークM1は存在しない。] 図3 図9
[0055] 通常、特定の時間指示情報(又は特定の時間指示情報を含む第1ROMマーク)が第2ROMマークのチェックを起動させるということをハッカが知る必要があるとは限らない。当該ディスクは、第2ROMマーク(好ましくは、リードイン領域にではなく、プログラム領域に配置される)が第2ROMマーク検出器により見付けられるまで再生し続け得る。第2ROMマークが或る時間内に(例えば、2分から20分の間に)見付けられず、且つ、当該時間指示情報が第2ROMマークは存在すべきであることを示していた場合、当該プレーヤは再生することを停止する(通常、アクセスが停止される)。第2ROMマーク検出器は、第2ROMマークを何処から探し始めるかを知るために、ディスク上の特定のセクタ番号によりロードされると共に起動され得る。第2ROMマークが見付けられなかった場合、第2ROMマーク検出器(通常は、IC)はランダム数を発生し、該ランダム数は当該プレーヤが停止される前にどのくらいの時間が経過すべきかを決定する。この様にして、ハッカは当該プレーヤが何故停止したかの明確な理由を得ることがない。]
[0056] 本発明は、記録担体に対するアクセスを制御するための簡単且つ容易に実施可能な方法を提供する。本発明は、当該記録担体に(好ましくは既知の第1ROMマークに)含まれる時間指示情報の使用、及び、更に、第2ROMマークの使用に基づくものである。]
[0057] 以上、本発明を図面及び上記記載において詳細に解説及び説明したが、斯かる解説及び説明は解説的又は例示的なものであり、限定するものではないと見なされるべきである。従って、本発明は開示された実施例に限定されるものではない。開示された実施例の他の変形例は、請求項に記載された本発明を実施化する場合に、当業者によって図面、本開示及び添付請求項を精査することにより理解され且つ実施化され得るものである。]
[0058] 尚、請求項において、"有する"なる用語は他の構成要素又はステップの存在を排除するものではなく、単数形は複数のものを排除するものではない。また、単一の構成要素又は他のユニットは、請求項において引用される幾つかの項目の機能を満たすことができる。また、特定の手段が相互に異なる従属請求項において引用されるという単なる事実は、これらの手段の組み合わせを有利に使用することができないということを示すものではない。]
权利要求:

請求項1
時間指示情報及び第2ROMマークを担持する光記録担体にアクセスする駆動装置であって、−前記記録担体からデータを読み取り及び/又は該記録担体にデータを書き込むために該記録担体にアクセスするためのアクセスユニットと、−前記時間指示情報の存在をチェックすると共に、該時間指示情報が存在した場合は該時間指示情報が所定の基準時間より前に位置する時間を示すかをチェックする時間情報検出器と、−該時間指示情報が前記所定の基準時間以降に位置する時間を示す場合に前記第2ROMマークの存在をチェックする第2ROMマーク検出器と、−時間指示情報が前記所定の基準時間以降に位置する時間を示すが、前記第2ROMマークが前記記録担体上に存在しない場合に前記アクセスユニットを前記データの読み取り及び/又は書き込みが禁止されるように制御する制御ユニットと、を有する駆動装置。
請求項2
第1ROMマークを更に担持する光記録担体にアクセスする請求項1に記載の駆動装置であって、前記第1ROMマークの存在をチェックするための第1ROMマーク検出器を更に有する駆動装置。
請求項3
第1ROMマークを更に担持する光記録担体にアクセスする請求項2に記載の駆動装置であって、前記時間情報検出器が前記第1ROMマークにおける前記時間指示情報の存在をチェックする駆動装置。
請求項4
前記制御ユニットが前記アクセスユニットを、前記時間指示情報が存在しないか、又は前記時間指示情報が前記所定の基準時間より前に位置する時間を示すか、又は前記第2ROMマークが前記記録担体上に存在する場合に前記データの読み取り及び/又は書き込みが許可されるように制御する請求項1に記載の駆動装置。
請求項5
前記第1ROMマーク検出器が、特には前記記録担体又は該記録担体を製造するために使用されたマスタが製造された日である特定の時点を直接的に特定する時間指示情報の存在をチェックする請求項1に記載の駆動装置。
請求項6
前記時間情報検出器が、特には記録担体又は該記録担体を製造するために使用されたマスタが所定の基準時点より前に製造されたかを判定することを可能にする固有の情報である、特定の時点を間接的に特定する時間指示情報の存在をチェックする請求項1に記載の駆動装置。
請求項7
以前に製造された記録担体上に記録された全ての固有の情報を記憶するための固有情報記憶部を更に有し、前記時間情報検出器が当該記録担体上で検出された固有の情報を前記固有情報記憶部に記憶された固有の情報と突き合わせる請求項6に記載の駆動装置。
請求項8
前記時間情報検出器が前記固有の情報を表す固有のランダム数の存在を検出し、当該駆動装置がランダム数記憶部を更に有し、前記時間情報検出器が当該記録担体上で検出されたランダム数を前記ランダム数記憶部に記憶されたランダム数と突き合わせる請求項6に記載の駆動装置。
請求項9
前記時間情報検出器が、前記記録担体上に記憶された、特にはコンテンツ証明書、コンテンツ取消リスト又はブルーレイディスク証明書である証明書内の前記時間指示情報の存在をチェックする請求項1に記載の駆動装置。
請求項10
時間指示情報及び第2ROMマークを担持する光記録担体にアクセスするための駆動方法であって、−前記記録担体からデータを読み取り及び/又は該記録担体にデータを書き込むために該記録担体にアクセスするステップと、−前記時間指示情報の存在をチェックするステップと、−前記時間指示情報が存在した場合に、該時間指示情報が所定の基準時間より前に位置する時間を示すかをチェックするステップと、−前記時間指示情報が前記所定の基準時間以降に位置する時間を示す場合に、前記第2ROMマークの存在をチェックするステップと、−前記時間指示情報が前記所定の基準時間以降に位置する時間を示すが、前記第2ROMマークが前記記録担体上に存在しない場合に、前記アクセスユニットを前記データの読み取り及び/又は書き込みが禁止されるように制御するステップと、を有する駆動方法。
請求項11
駆動装置により所定の基準時間より前に位置する時間を示すかをチェックするために使用するための時間指示情報を担持すると共に、第2ROMマークを担持する記録担体であって、前記時間指示情報及び前記第2ROMマークが、駆動装置により当該記録担体に対するアクセスを許可するか否かを判定するために使用するために設けられた記録担体。
請求項12
前記時間指示情報が、当該記録担体又は該記録担体を製造するために使用されたマスタが製造された日付を含む請求項11に記載の記録担体。
請求項13
前記時間指示情報が、当該記録担体又は該記録担体を製造するために使用されたマスタが所定の基準時間より前に製造されたかを判定するのを可能にする固有の情報を含む請求項11に記載の記録担体。
請求項14
前記固有の情報が、固有のランダム数又は固有の情報を含む請求項12に記載の記録担体。
請求項15
前記時間指示情報が、特にはコンテンツ証明書、コンテンツ取消リスト又はブルーレイディスク証明書である証明書内に記憶される請求項11に記載の記録担体。
請求項16
前記時間指示情報及び/又は前記第2ROMマークが、物理的パラメータの変化に、特には当該記録担体のプリグルーブのウォブルの変化に依存する請求項11に記載の記録担体。
請求項17
当該記録担体又は当該記録担体を製造するために使用されたマスタの製造より前に製造された他の記録担体上で時間指示情報として使用された固有の情報を記憶する請求項11に記載の記録担体。
請求項18
コンテンツ材料を暗号化された形で更に記憶し、該コンテンツ材料は当該記録担体上に存在する時間指示情報が該コンテンツ材料を解読するために使用されねばならないように暗号化される請求項11に記載の記録担体。
請求項19
記録担体を製造するための製造装置であって、−時間指示情報を前記記録担体に挿入する時間情報挿入器であって、前記時間指示情報が駆動装置により前記記録担体上の該時間指示情報の存在をチェックすると共に、該時間指示情報が存在した場合は該時間指示情報が所定の基準時間よりも前に位置する時間を示すかをチェックするために使用するためのものである時間情報挿入器と、−第2ROMマークを挿入する第2ROMマーク挿入器であって、該第2ROMマークが前記駆動装置により、前記時間指示情報が前記所定の基準時間以降に位置する時間を示す場合に該第2ROMマークの存在をチェックするために使用するためのものである第2ROMマーク挿入器と、を有する製造装置。
請求項20
請求項19に記載の製造装置において、該製造装置は同じ第1ROMマーク及び同じ第2ROMマークを各々が有する複数の記録担体を製造するために使用されるマスタを製造し、前記第1ROMマークに含まれる前記時間指示情報は前記マスタが製造された日付を示す製造装置。
請求項21
記録担体を製造するための製造方法であって、−時間指示情報を前記記録担体に挿入するステップであって、前記時間指示情報が駆動装置により前記記録担体上の該時間指示情報の存在をチェックすると共に、該時間指示情報が存在した場合は該時間指示情報が所定の基準時間よりも前に位置する時間を示すかをチェックするために使用するためのものであるステップと、−第2ROMマークを挿入するステップであって、該第2ROMマークが前記駆動装置により、前記時間指示情報が前記所定の基準時間以降に位置する時間を示す場合に該第2ROMマークの存在をチェックするために使用するためのものであるステップと、を有する製造方法。
請求項22
コンピュータ上で実行された場合に、請求項10に記載の方法の前記各ステップを実行するためのプログラムコード手段を有するコンピュータプログラム。
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-03-06| A300| Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120306 |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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